WEBサイトをリニューアルいたしました。

2022年8月3日

WEBサイトをリニューアルいたしました。

ふれあいファーム三ヶ村では、WEBサイトのリニューアルに2年以上の時間を込めて作ってきました。WEBサイトというのが、見てくれる人たちにとってどんな姿かたちが1番良いのか。なにが提供できるのか。誰に届けていきたいのか。

WEBサイトのリニューアルにいたるきっかけは「誰に食べてもらいたいか」ということからはじまりました。

こどもたちに無農薬のお米を食べてほしい

ふれあいファーム三ヶ村では、新潟県十日町市の山奥で、豪雪と、自然の生き物たちと共存しながら魚沼産コシヒカリを育て、提供しています。

私たちのお米づくりにまつわる「品質」へのこだわりは、ただおいしいお米をつくればいいだけではなく、「どんなひとに食べてもらうか」で品質への追究のかたちが変わるのでは、という疑問がありましたが、はっきりとした答えが見つからずにいました。

しかし、ある時そのモヤモヤが一変します。こどもたちがごはんを食べたとき何気なく発した「父ちゃんのお米おいしいね!」という一言。

ずっとモヤモヤしていた「お米を誰に食べてほしいのか?」に対して「こどもたちに食べて欲しかったんだ」という明確な想いが浮かびあがってきたのです。

「こどもたちの身体は食べたものの影響が出やすい」ということは子育てで痛感していたので、よりおいしく、より安全に食べてもらうことが、わたしたちの米づくりの指針となり、山間地という自然に恵まれた環境で無農薬栽培の面積を徐々に拡大していくことが品質への追求となりました。

こどもたちの食事を一生懸命考えるのがおとなたちだから

誰に食べて欲しいか明確になってきたころ、お米の注文が幼稚園、保育園の方々や親御さんからお受けできる機会が増えていきました。

ご注文をくださる方々に説明できる資料や販促物があまりなかったため、対面でお話しさせていただきながら、三ヶ村の現地にもお越しいただいたり、商品への安全性にかかわる栽培などについて納得いただいてご注文をいただいていました。

幼稚園や保育園のスタッフの方々のこどもたちに対する姿勢は、お米の商品自体はもちろん、アレルギーや体に対するあらゆることを想定して、こどもたちの口に運ぶ商品をプロとして選別しています。

そのプロとしての姿勢にわたしたちも応えるためには、商品の入り口であるWEBサイトのリニューアルをし、商品に対する姿勢や、ビジュアルとしてのたたずまい、販促物などを見直す必要があると感じました。

対面でのお話しはもちろんですが、WEBサイトで商品の情報や栽培の姿勢などを可視化していくことは、注文をくださる方々へ不安をとりのぞく大切な一歩であり、限られたお客さまの時間をムダにしないためのわたしたちのあり方を詰め込むことにしました。

あんしんしてお米を食べてもらうために

商品に対してあれこれとたくさん言いたくなるのが提供者としての性ですが、わたしたちの想いの可視化、ビジュアル、要点をしぼった商品の紹介など、たくさんのプロたちに協力いただき、わたしたちが食育のひとつとして取り組んだ「絵本」の世界観をもとに、WEBサイトをリニューアルしました。

WEBサイトとしての情報やわかりやすさももちろんですが、口に運ぶものですので、あんしんしてお米を食べていただくには農村にぜひお越しいただきたいと思っています。

こちらのサイトを見てくださる皆さんにお会いして、お米を食べてもらう喜びを最大限に提供していきたいのがわたしたちの心からの願いです。

のどかなこの山あいでみなさまのお越しをお待ちしております!